世界的なベストセラーということで、正直なところ期待と不安が半々でした。でも読み始めたら、その不安は完全に払拭されました。 少年が夢を追い求めて旅をする、というシンプルなストーリーなのに、ページをめくるたびに心が温かくなります。旅の途中で出会う様々な人物や出来事を通じて、主人公が少しずつ成長していく過程が本当に素敵です。著名人も推薦しているのに納得できます。 主婦という立場で、時には自分の人生について立ち止まって考えることがあるのですが、この本は「自分の信じる道を進むことの大切さ」を優しく教えてくれました。決して押し付けがましくなく、物語として自然に心に届く。そこが素晴らしいところだと思います。 文庫版で手に取りやすいのも嬉しいポイント。疲れた時や迷った時に、また手に取りたくなる一冊です。本当に読んで良かったと心から思えます。