ゆーきの本棚
成瀬は都を駆け抜ける

成瀬は都を駆け抜ける

宮島未奈 / 宮島 未奈 新潮社 2025年11月29日

感想

最近話題だというので手に取ってみました。宇宙飛行士が人類を救うというお話ですね。 正直なところ、科学的な説明がたくさん出てきて、私のような年寄りにはついていくのが大変でした。でも著者の想像力というか、こういう状況ならどうするか、という考え方は面白いと思いました。一人の男性がたった一人で宇宙でのミッションに挑むというのは、読んでいてハラハラします。 ただ、上巻を読み終わった今のところ、物語がどこへ向かうのかもまだはっきり見えず、人物描写も深いとは言えないような気がします。娯楽としての宇宙冒険小説として読めば、まあまあ楽しめるかもしれませんが、私が好きな人間ドラマや心情描写を期待していた分、少し期待外れでした。 下巻も読むべきか迷っているところです。もう少し、主人公の心の動きを知りたい気もします。