「日記の時代」という特集に惹かれて購入しました。自営業をしていると、つい外部の情報に目が向きがちになるのですが、この号は改めて「個人の記録」の価値について考えさせてくれました。 SNS全盛の現在、日記という地味だけれど奥深い営みについて、これほど丁寧に取り上げた特集は珍しいと思います。掲載されている様々な著者の日記論や、実際の日記実践者へのインタビューを読んでいると、日記というのは単なる記録ではなく、自分と向き合うための貴重な時間なのだと改めて気づかされます。 特に興味深かったのは、現代の著名人たちが日記をどのように活用しているかという話。仕事が忙しい身だからこそ、こうした実例は参考になります。また、各書評家による日記に関連した本の紹介も充実していて、次に読むべき本が見つかりました。 本の雑誌の強みは、トレンドを捉えながらも本質的な問いを投げかけるところ。この号もまさにそれ。仕事と生活のバランスを考え直したい時期に出会えて、本当に良かったです。