仕事が立て込む日々の中で、この本は本当に助けになった。タイトルを見た時は正直、ありがちなビジネス書かと思っていたが、読んでみると視点が違う。 著者が強調する「99%の無駄を捨てて1%に集中する」というアプローチは、単なる時間管理術ではない。むしろ、何をやるべきで何をやらないべきかという本質的な選択の話だ。仕事で多くの案件を抱える身として、これまで「すべてに対応する」ことに疲弊していた自分に気づかされた。 事例が豊富で、AppleやGoogleといった大企業のケーススタディも興味深い。自分の環境に置き換えて考えやすい。実装的な部分も具体的で、すぐに日常業務に応用できるのがいい。 唯一、後半やや論が繰り返される感覚もあるが、それでも核となる考え方をしっかり理解させようとする著者の熱意が伝わってくる。話題になった理由がよくわかった。今、同じような悩みを持つ同僚にもすすめているところだ。