感想
杏さんの本を手に取ったのは、パリという響きに惹かれたからなんだけど、開いてみたら想像以上に温かくて引き込まれました。3人の小さな子どもたちを連れてのパリ旅行って、正直大変そうだなって思ってたんです。でも読んでいくと、その大変さよりも、子どもたちの予期しない成長や、親としての柔軟性の大切さが丁寧に綴られていて、すごく素敵だなって感じました。 特に、飛行機に乗るだけで一大事という日常的なエピソードが、すごくリアルで親近感が湧きました。育児って本当にそういう小さなハードルの連続なんだよなって改めて思わされます。パリの風景描写も素敵だし、子どもたちが公園で遊ぶ様子とか美術館での反応とか、そういった何気ないシーンが本当に良くて。 完璧な育児ガイドじゃなくて、ありのままの家族の物語だからこそ、読んでいて心が軽くなりました。いつか自分も子育てするかもしれないけど、こんなふうにチャレンジできる親になれたらいいなって思える一冊です。