感想
年の差カップルのラブコメディというジャンルは正直な所、手に取るまで少し躊躇していました。でも、このシリーズは第6巻という事で、レビューも好評だったため思い切って読んでみることにしたんです。 結論として、読んで良かったと感じています。弥尋と隆嗣の関係性がただの甘い話ではなく、二人がきちんと向き合い支え合っている姿勢が丁寧に描かれているのが好印象でした。新社会人の自分としても、隆嗣のような「相手を想いながらも自分たちの道を歩む」というスタンスには共感できる部分が多かったです。 今回のエピソードで芸能界という新しい舞台が加わり、物語に新しい広がりが出ているのも工夫を感じました。トラブル巻き込まれ体質という設定を使った緩急のあるストーリー展開も心地よく読め、くすっと笑える場面も随所にありました。 強いて言えば、シリーズを積み重ねているぶん新規読者には背景知識の補足があると更に親切だったかなとも思いますが、既読者であれば確実に楽しめる一冊だと思います。