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張作霖

張作霖

澁谷 由里 岩波書店 2026年2月25日

歴史の授業で習う人物なのに、実際のところどんな人だったのかよく分からなくて、この本を手に取りました。最初は難しい歴史書かなって心配だったんですけど、岩波新書ということもあって意外と読みやすかったです。 張作霖という人が馬賊から満洲の支配者になっていく過程が、ドラマチックに描かれていて引き込まれました。特に序章で爆殺事件の現場状況から始まるっていう構成が、歴史書なのに小説みたいで面白かったです。日本との関係性も複雑で、中国側の視点から見た日本の大陸進出について初めて考えることができました。 ただ、人物名や組織がたくさん出てくるので、メモを取りながら読む必要があるなって感じました。あと、高専の課題で必要な知識というより、自分の歴史的教養を深めたいっていう目的だと本当に役に立つと思います。慎重に選んで良かった。歴史好きさんには本当におすすめです。