正直に申し上げると、本来であれば私の読書対象ではない本です。しかし、子どもたちが大好きなYouTubeキャラが登場する書籍ということで、手に取ってみることにしました。 開いて驚きました。単なるキャラクター本にとどまらず、短編集として非常によく構成されています。三つのストーリーはそれぞれテンポよく進み、子どもだけでなく付き添う大人にも十分読み応えがあります。マインクラフト特有のゲーム的世界観を生かしながら、友情や信頼といった普遍的なテーマも織り込まれているのは、制作側の工夫が感じられます。 管理職という立場から見ると、エンタメ作品としての完成度、ターゲット層への理解、市場展開まで含め、よく練られたプロジェクトだと感心しました。子どもの読書習慣を育てるため、また親子で一緒に読める教材としても、実は優れた選択肢ではないでしょうか。 自分自身の読書傾向とは異なるジャンルながら、質を感じさせる一冊です。