感想
話題の運動部ノンフィクションということで、第一巻に続いて手に取ってみました。正直なところ、柔道に関する詳しい知識があるわけではありませんが、それでも引き込まれてしまいます。 北海道大学柔道部の復活を目指す若き選手たちの姿が、本当に生き生きと描かれているんです。特に印象的だったのは、絶望的な状況の中でもチームメイトたちが支え合い、前に進もうとする様子。年を重ねた身として、そういう一途さや覚悟には心を打たれます。 著者が丁寧に描き込んだエピソード一つ一つが、単なるスポーツ記録に留まらず、人間同士の関係性や成長の物語として輝いています。副主将となった増田俊也の視点を通じて、責任や葛藤も同時に感じることができました。 第二巻では前作以上に物語が深まり、チーム再生への道のりがどうなっていくのか目が離せません。若い世代だけでなく、人生経験を積んだ世代にこそ読んでほしい一冊だと思います。