感想
シリーズも7巻目に突入したこのシリーズ、ついに手にしました。毎回「今度こそどんな展開になるんだろう」とワクワクしながら読み始めるのが習慣になっています。 今巻は外交戦がメインになるということで、政治的な駆け引きとか歴史知識の使い方がどう描かれるのか気になっていたんですが、期待通り面白い。主人公のキャラクターはもちろんのこと、周囲の人物たちとの関係性の変化も丁寧に追えて、ついつい続きが気になって徹夜してしまいました。 エンジニアの仕事をしていると、複雑なシステムを一から構築していく爽快感ってあるんですけど、この作品もそれに近い。不幸な歴史を知識と行動で変えていく過程が、単純だけど本当に気持ちいい。書き下ろし番外編も含まれているということで、新しい視点からの話も楽しめました。 カジュアルに楽しめる娯楽小説として、完成度が高いと思います。仕事の合間の息抜きにぴったり。シリーズ累計10万部突破というのも納得です。