ひろの本棚
テルマエ・ロマエ III

テルマエ・ロマエ III

ヤマザキ マリ KADOKAWA 2011年4月1日

新社会人になって疲れた心を癒してくれる最高の一冊です。 テルマエ・ロマエIIIは、前巻までの面白さを損なわず、むしろパワーアップしていると感じました。古代ローマと現代日本の温浴文化が交錯する設定は何度読んでも新鮮で、毎回クスっと笑わせてもらっています。 特に良かったのは、キャラクターの成長が丁寧に描かれていること。ストーリーが進むにつれて、主人公たちの関係性にも深みが出てきて、単なるギャグ漫画ではなく人間ドラマとしても楽しめるようになっています。仕事で人間関係について悩むことが増えた今だからこそ、このシリーズの温かさが身に沁みます。 絵のクオリティも安定していて、古代ローマの建築や風俗の描き込みの細かさには毎回感心させられます。映画化も決定したということで、この勢いのまま続きが読みたいという気持ちが強くなりました。疲れているときに読むと本当に気分転換になるので、社会人の皆さんに特におすすめしたい作品です。