国家の生贄
出版社:飛鳥新社
出版年月日:2025/11/26
飛鳥新社 | 2025/11/26
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みんなの感想
大変な本を読みました。正直なところ、この本を手に取るまでには随分と躊躇いました。国家に関わる重い問題を扱っているとのことでしたので、内容の確かさや信頼性について、他のレビューをよく読んでから決めたのです。 しかし、読み始めてみると、著者の執念と誠実さが強く伝わってきました。ノンフィクション作家が1200日もかけて真実を追い求めた記録だというのは、決して大げさではないのだと感じます。政府や司法、メディアといった大きな力に対して、一人で立ち向かう勇気—それを目の当たりにすることで、私たち市民が何をすべきか、どう考えるべきかが問われているように思いました。 520ページという分量は決して少なくありませんが、内容の重要性を考えると、多くの人に読んでいただきたい一冊です。特に、この国の民主主義や法治国家としての在り方について、真摯に考えたいという方には、強くお勧めしたいと思います。