ハケンアニメ!
出版社:マガジンハウス
出版年月日:2014/08/22
マガジンハウス | 2014/08/22
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みんなの感想
アニメ業界という一見華やかに見える世界の裏側を、こんなにわかりやすく、そして魅力的に描いた小説があったんだ!って感動しました。 辻村深月さんの筆力ってやっぱりすごくて、監督、プロデューサー、声優、アニメーターそれぞれの立場から見た「アニメを作る」という仕事の意味が、読んでいてじんわり伝わってきます。過酷な現場の描写も大げさじゃなくて、リアルなのに希望がある感じが本当に良い。 私、正直アニメ業界のことなんて深く考えたことなかったんですけど、この本を読んでたら、毎週楽しみにしてるアニメの背景に、こんなに多くの人の情熱があるんだって改めて気づかされました。推し声優さんのシーンもあって、そういう楽しみ方もできるのが嬉しい。 キャラクターたちの人間関係も素敵で、仕事を通じて成長していく様子を応援したくなります。お仕事小説って聞くと堅苦しいのかなって思ってたけど、これは本当にエンタテインメント性が高くて、一気読み必至です!映画も見たくなりました。