店長がバカすぎて
出版社:角川春樹事務所
出版年月日:2019/07/13
角川春樹事務所 | 2019/07/13
本棚登録:1人
みんなの感想
先日、話題になっていたこの本をようやく読み終わりました。もう、最高です! 28歳の谷原京子さんが吉祥寺の書店で働く日常を描いた作品なんですが、本好きという設定だけで私はもう引き込まれてしまいました。それにね、この店長・山本猛さんが本当に困った方で(笑)。読んでいて、私もパート勤務の経験があるから、こんな上司っていますよ、本当に。思わず苦笑いしてしまう場面ばかり。 でもね、単なるコメディじゃなくて、働くことの意味とか、人間関係とか、本当に大切なものって何かっていう問題もしっかり描かれているんです。それが最後になって一気に畳み掛けられて、もう涙が止まりませんでした。帯に「爆笑のち号泣」って書いてありますが、本当その通り。 書店という舞台も素敵だし、登場人物たちもみんな魅力的です。何より、働く女性の心情がね、すごくリアルに伝わってくる。68歳になった今だからこそ、仕事に対する向き合い方がいろいろと考えさせられました。最後のどんでん返しは本当に驚きました。ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊です。