まどろみの星たち

まどろみの星たち

菰野 江名

出版社:ポプラ社 出版年月日:2026/03/04

ポプラ社 | 2026/03/04

4.00
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みんなの感想

夜間保育園という珍しい舞台設定に引き込まれて、一気読みしてしまいました。 主人公の文乃が不眠症を抱えながらも、夜に働く親たちと子どもたちの現実に向き合う姿勢が本当に良いんです。昼夜逆転の生活という個人的な事情が、実は社会の様々な事情を持つ親たちとつながっていく展開が素敵だなと感じました。 フリーランスの自分も不規則な生活をしているから、この物語の中で描かれる親たちの苦労や工夫がすごくリアルに感じられます。子どもたちの無邪気さと、親たちの必死さのコントラストも印象的。派手さはないけど、読んでいて心があたたかくなるような、そういう良さがあります。 つい仕事のストレスで疲れている時も、この本を読むと「みんな頑張ってるんだな」って思い出させてくれる。エッセイ好きな自分にとっても、人間ドラマとしても楽しめる作品でした。気軽に読める本を探している人にはぜひおすすめしたいですね。