自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。(2)

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。(2)

しき

出版社:アルファポリス 出版年月日:2019/02/01

アルファポリス | 2019/02/01

4.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

第2巻で物語が完結するって聞いて、どんな終わり方になるのか気になりながら読みました。正解でした! バーティアとセシルの関係が1巻から一変して、バーティアが距離を置き始めるっていう展開がめっちゃ面白い。自分が悪役として破れるのが確定だと思い込んでて、別れが辛くならないようにしてるってところ、切ないけど笑えるんですよね。セシルのそれを観察する視点も相変わらず最高。 ライトノベルって恋愛話がベタになりがちだけど、このシリーズは二人の認識のズレがギャグになってて、読んでて何度も吹き出しました。完結するまでにちゃんとフォローされて、スッキリした終わり方になってるのも◎。文庫版だけの番外編も嬉しかった。 短編2冊で綺麗に完結させるとか、本当にセンスいい。また著者の新作読みたくなるレベル。高専の忙しい時間の中でも一気読みできちゃうボリュームだし、ライトノベル好きなら絶対楽しめると思う。

感想

2巻を読み終わったんですが、正直なところ「まあ、こんなもんかな」という感じです。 バーティアのキャラクターは相変わらずかわいくて、セシルの観察眼も面白いんですよ。でも1巻を読んだときの「この先どうなるんだろう?」というワクワク感が、2巻ではちょっと薄れちゃった気がします。同じパターンの繰り返しに感じてしまうというか…。 ただ、バーティアがセシルを避けるようになる理由の部分は、ちゃんと感情移入できました。そこは良かった。そして文庫版の書き下ろし番外編も、キャラクターたちをより深く知ることができて、悪くなかったです。 結末も予想通りというか、この手のラノベらしい落ち着き方をしていて、悪くはないんですけど、すごく刺さるものもなく…という感じですね。 シリーズを最後まで追いたいというほどではないけど、図書館で見つけたら読むかもくらいの温度感です。この手のラノベが好きな人なら楽しめると思いますが、特別な魅力を感じるかどうかは人による、という印象ですね。

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