人生を面白くする 本物の教養
出版社:幻冬舎
出版年月日:2015/09/30
幻冬舎 | 2015/09/30
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みんなの感想
管理職として日々、判断と決定を迫られる立場にあるため、「教養」というテーマには強く惹かれました。著者の経歴も印象的で、六十歳での起業という行動力と、それを支える知識体系への興味も大きかったです。 本書は教養の定義から始まり、読書・人間関係・旅といった実践的な方法論へと進みます。その点では参考になる部分もありました。特に「広く、ある程度深い知識」という説明は、自分の学習方針を見直す良い機会になりました。 ただ、期待していたほどの深掘りが感じられなかったというのが正直な感想です。新書という制約もあるのでしょうが、各項目が概説に留まっていて、自分のような既に相応の読書経験を持つ読者には、やや物足りなさが残ります。また、具体的な実践例や著者自身の失敗談があれば、もっと説得力が増したのではないかと思います。 良い入門書ではありますが、管理職として更に思考を深めたいという期待値に対しては、もう一段階上のレベルを求めてしまいました。参考程度としておさえておくのが、バランスの良い読み方かもしれません。