森のバカンス

森のバカンス

小川糸

出版社:幻冬舎 出版年月日:2026/02/05

幻冬舎 | 2026/02/05

2.67
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

森での一年間の暮らしを綴ったこのエッセイ、読んでいて思わず自分の生活を見つめ直させられました。フリーランスという働き方をしていると、どうしても都市的で効率重視のリズムに支配されてしまうんですよね。 この本に描かれているのは、自然の季節の移ろいに寄り添いながら、その時々にできることを丁寧にやっていく。そういう当たり前だけど、実行するのは難しい生活へのアプローチです。春の庭仕事から冬の星空観測まで、各季節での過ごし方がとても素敵に紡ぎ出されています。 愛犬との時間が随所に描かれているのも良くて、生き物との共生を通じた静かな幸福感が伝わってきます。派手さはないけれど、本当に満たされた日々って、こういうことなんだろうなって。 完璧に真似することはできなくても、このくらいのペースで生きるって悪くないな、と気づかせてくれる一冊。気軽に読めるエッセイとしても、人生を少し変えるきっかけとしても、おすすめできます。

感想

森での1年間を綴ったエッセイ。四季折々の暮らしが丁寧に描かれていて、読んでいてなかなか心地よい。庭仕事から天体観測まで、自然と向き合う日々の充実感が伝わってくるし、愛犬との関係性もいい味出してる。 ただね、正直なところ「あ、いいな」で終わってしまう感じ。もちろんそれが悪いわけじゃないんだけど、読んでて心を揺さぶられるような瞬間がなかった。森での暮らしって確かに素敵だと思うけど、やっぱりちょっと遠い世界というか。エンジニアの日常とは別の次元の話として楽しむ感じになっちゃった。 文章は読みやすくて、短編集みたいに気軽に読めるのはいい。仕事の休憩時間にぱっと開いて、「こんな暮らしもあるのか」ってボーッと考えるのに向いてる。週末の朝とか、時間に余裕があるときにちょうどいい一冊。特別な感動はないけど、それなりに楽しめるエッセイとしては及第点かな。

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