オロロ畑でつかまえて

オロロ畑でつかまえて

荻原浩

出版社:集英社 出版年月日:1998/01/01

集英社 | 1998/01/01

5.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

過疎の村の青年団が東京の広告代理店に依頼して 村おこしをするという話。 しかし、手を組んだユニバーサル広告社は 倒産寸前の弱小広告社。 過疎の牛穴村には村おこしの目玉になるような ものもなく、彼らが考えたのは 村の湖にウッシーという恐竜が出現するという バカバカしいようなアイデア。 青年団の団員(青年と言うにはかなり歳くってるけど…)や 広告社ユニバーサルの杉山、村崎等、 登場人物が皆それぞれに濃いキャラで それぞれにくせがある。 訛りの強い方言や、田舎者と都会者の会話にも ズレがあっておもしろい。 ストーリー展開は結構ハチャメチャで、 現実的ではないし、笑いというかユーモアの質も スタイリッシュというのとはかけ離れていて、 泥臭いっていうか昔っぽい印象かな? おかしいんだけれど、最後にはちょっと(゜ーÅ) ホロリとしたなぁ。 とにかく、温かい気持ちになれる本です。 『自分ちの庭で見つからないものは、どこにいったって みつからない』 読後感も良かったです。 ケモノ臭いオロロ豆ってどんな味なんだろ…('-'*)

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