小公女(上)
出版社:偕成社
出版年月日:1985/08/01
偕成社 | 1985/08/01
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みんなの感想
古典児童文学の傑作として名高い『小公女』を手にしました。新社会人として社会人生活を始めた今だからこそ、この作品の深さが身に沁みます。 バーネットが描く主人公セーラの劇的な人生の転換は、単なる少女小説の域を超えています。富から貧困へ、そして再び光へと向かう彼女の物語は、困難な状況下でも尊厳と想像力を失わない強さについて考えさせられます。新社会人として挫折や困難に直面する可能性がある中で、セーラの姿勢から学ぶべきことは多いと感じました。 翻訳の質も高く、19世紀の作品とは思えないほど現代的で読みやすい。新潮社の新書版というコンパクトな装丁も、通勤時間での読書に最適です。 子どもの頃に読んだらまた違う感動があったのだろうと思いますが、大人だからこそ味わえる深い魅力があります。人生で何度も立ち戻りたくなる、そんな一冊です。